医療情報
こどもの亜鉛欠乏
亜鉛は味覚・臭覚を維持するのに不可欠なミネラルです。
小児の亜鉛欠乏症状には成長障害(身長の伸びが悪い)、味覚障害(味がわかりにくい)、傷の治りが悪い、皮疹や皮膚炎が起こりやすい、脱毛などの症状があります。
上記症状が認められる場合は、血清亜鉛値の測定が必要です。
亜鉛が多く含まれる食品は、カキ、サザエ、イカ、タコなどの魚介類、カズノコ、煮干し、ヒジキ、のり、きなこ、ごま、アーモンド、ナッツ、牛肉、レバー、玄米、そば、麩、ココア、抹茶、煎茶です。
亜鉛欠乏症に適応するお薬もありますので、ご相談ください。