医療情報
子どもの花粉症
最近は低年齢化しているとみられ、3歳前でもなる子が増えています。
欧米化した食生活や、昔の木造住宅に比べて通気性の悪い住宅構造などが影響していると考えられています。
遺伝の要素が大きく関係するので、両親のどちらかが花粉症の子は要注意です。
生活環境も影響します。
症状は、くしゃみや鼻づまり、せきなどが2週間以上続く場合、花粉症を疑います。
目や鼻がかゆくていじるしぐさに気をつけましょう。
鼻水の色は、風邪だと黄色くドロドロしますが、アレルギーだけならサラサラして透明なことが多いです。
アレルギーを根本的に治す薬はありませんが、症状を軽くすることは可能です。
小さい子が服用できる薬もあります。
花粉の飛散が本格化して症状が出る前に服用しましょう。
大切なのは重症化させないことです。
アレルギーの反応を繰り返すと、さまざまな病気の原因になる危険性が指摘されています。
例えば慢性的な鼻づまりになると口を開けて寝るため、愕関節や首の骨に影響して肩こりや頭痛の原因となります。
お早めにご相談ください。