医療情報
風疹が急増しています
関東を中心に風疹の患者さんが急増しています。
今年に入ってからの累計患者数は増加しており、昨年一年間の約10倍に上ります。
患者さんの7割近くが30~50代の男性で、感染を職場ぐるみで防ごうとワクチンの集団接種に取り組む企業もあります。
1万4千人超の患者さんが出た13年の大流行では、20~60代の患者さんのうち、男性は7割弱、女性は4割弱が職場での感染でした。
風疹は発熱などの症状を和らげる対処療法以外に治療法はなく、ワクチンで感染を防ぐほかありません。
妊娠初期の女性がかかると、赤ちゃんに難聴や心疾患などの障害が出るおそれがあります。