医療情報
入学前に5回目の不活化ポリオワクチンの接種をおすすめします
ポリオは手足にまひが起こり、呼吸不全に陥ることもある病気ですが、治療法がありません。
1960年代には日本でも大流行しました。
その後ポリオワクチンの投与で日本では近年報告はなくなりました。
しかし世界的にはゼロではありません。
現在使われている不活化ポリオワクチンは時間の経過とともに徐々に抗体価が下がってきます。
ポリオウイルスも日本に入ってくる可能性があります。
ちょうど抗体価が落ちてしまう就学前にポリオワクチンの予防接種をもう一回行うことがとても大切です。
欧米諸国の多くでは、4歳以降に追加接種が実施されています。
日本で5回目のポリオの接種が任意でできるようになったのは2年前です。
ポリオの予防にはワクチンしかありません。
ポリオにかかってからでは遅いのです。
大事なこどもたちのために不活化ポリオワクチンを追加接種しましょう。
ご希望の方はご連絡ください。