医療情報
エンテロウイルスD68型が東京都で検出されています
エンテロウイルスD68型は主に咳嗽、喘鳴等の呼吸器症状を引き起こすウイルスですが、急性弛緩性麻痺との関連も指摘されているウイルスです。
日本でも2015年8月から12月に59例の急性弛緩性麻痺の症例が報告されており、うち9例がエンテロウイルスD68型陽性でした。
現在東京都で小児3例のエンテロウイルスD68型陽性が報告されています。
呼吸苦、多呼吸、陥没呼吸みられ、呼吸状態の悪化に伴い入院をしています。
喘鳴、咳嗽など気管支喘息様の呼吸器症状がありましたらお早めに受診してください。