医療情報
赤ちゃんへの授乳に関する国の指針改定
赤ちゃんへの授乳に関する国の指針で、母乳によるアレルギーの予防効果はなく粉ミルクを併用する混合栄養でも肥満リスクが上がらないと明記されることが厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」改定に関する研究会でおおむね了承されました。
新指針では、母乳だけと混合栄養の間で肥満の発症に差がないと明記され、母乳に小児期のアレルギー疾患を予防する効果もないと明記されます。
母乳育児は推進しつつ、「少しでも粉ミルクを与えると肥満になる」などの誤解を与えないようにすべきだとしています。
改定は2007年以来12年ぶりです。