新型コロナウィルスの感染が再拡大しています。入院患者の高齢化、重症化も進んでいます。「オミクロン株は弱毒」と言われていますが、現場の医師の感覚ではそうではありません。小児の感染も拡がっており、感染者の4人に1人（25％）は10歳以下のお子さんで、保育園でクラスターが起こり全面休園になる施設も増加しています。こどもの重症化は成人と同様です。英米では5歳以下の入院が急増しています。ラゲブリオに代表される経口治療薬は18歳以上が対象で小児には使用できません。小児科学会は基礎疾患のあるお子さんは重症化を防ぐために優先的な接種を勧めており、健康なお子さんにも非常に効果があるとしています。5歳以上の接種開始について、詳細がわかり次第ホームページでご案内いたしますのでぜひ接種をご検討ください。