予防接種
麻しんの流行とワクチン接種について
2018年3月、沖縄県内を旅行中の台湾からの旅行客が麻しんと診断され、以降、この患者と接触歴のあった二次感染例を中心に麻しん患者の発生が続いています。
麻しんは発症すると特異的な治療法がない重篤なウイルス感染症で、感染力が極めて強いことが特徴ですが、予防接種で予防可能です。国立感染症研究所は、定期接種対象者と以下の者に、注意事項を確認の上、可能な限り早めの麻しん風しん混合ワクチンの接種を薦めています。
✔1か月以内に海外旅行・国内旅行を予定している者
✔医療・保育・教育関係者、不特定多数の人と接触する職業に従事する人
✔近隣で麻しん患者の発生が認められる、生後6~11か月児(緊急避難的な場合に限る)
✔2歳以上第2期定期接種対象期間に至る前の幼児で、麻しん含有ワクチン未接種あるいは接種歴不明者
✔小、中、高、大学、専門学生等で、麻しん含有ワクチン未接種あるいは、1回接種あるいは接種歴不明者