予防接種
おたふくかぜが流行、難聴にならないよう2回のワクチンを
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)が流行しています。難聴(一側性高度感音難聴が圧倒的に多い)の合併症は一つの小学校に1人か2人いらっしゃるとも耳鼻科の先生から聞きます。訴えがないため放置されていることも多く学校健診のときに見つかることもあります。頻度は少ないとはいえ両側高度感音難聴は全く生活、人生に多くの負担がかかります。言語習得前、あるいは習得過程にある低学年では獲得言語も喪失され、大きな問題を抱えなければいけません。治療しても効果は望めない厳しい難聴です。人工内耳の手術をしてももとのように聞こえるわけではありません。このことを踏まえてぜひワクチンをお子様にしてください。耳下腺に罹患してしまった場合は顎下腺腫脹の4日前から18日以内に発症しますから 注意して観察してください。