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医療情報

熱中症

気温が上がり、夏日のような一週間、熱中症が出ています。
熱中症は真夏だけでなく、暑さに体が慣れていない気温が上がり始める季節も要注意です。
暑さに体が慣れておらず、気持ちの面でも油断しがちです。
自覚症状を訴えにくい子どもは特に気をつけましょう。
熱中症は症状の重さで3段階に分かれます。
日本救急学会は、めまいや立ちくらみがする1度、頭痛や倦怠感が出る2度、意識障害もある3度と分類します。
東京都医師会では症状が出たときの対応策の頭文字をとった「FIRST」を勧めています。
水分補給(Fluid)、体を冷やす(Ice)、涼しい場所で休む(Rest)、15~30分ほど様子を見る(Sign)。
それでも改善しなければ治療(Treatment)が必要として、病院などへの受診を促します。
重症化して体温が高い状態が続くと脳にダメージが生じ、障害が残る場合もあります。
話しかけてもいつもより反応が遅い、口数が少ないなどは熱中症の兆候かもしれません。
重症化を防ぐには首やわきの下を冷やすといいです。
屋外でスポーツをする人はこまめに休憩をとり水分補給をしましょう。
家の中では室温に気をつけて、暑いと感じたら我慢せずにエアコンをつけましょう。