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お知らせ

5~17歳コロナワクチン「推奨」

日本小児科学会は5~17歳の新型コロナウイルスワクチンについて、基礎疾患の有無にかかわらず「推奨する」との見解を示しました。

重症化や発症を防ぐ新たなデータが集まったことや、「第7波」で入院するこどもが増えていることから、基礎疾患がある5~11歳だけでなく、健康なこどもにも推奨の対象を広げました。10代以下の感染が広がり、7月は新規感染者のうちの約3割をしめる一方、5~11歳の2回目接種率は18.5%にとどまっています。

こどもは新型コロナに感染して95%以上は軽症ですが、感染者が増えたことで急性脳症やけいれんなどで入院する例が増えており、20歳未満の死亡はオミクロン株の流行から7か月で14例報告されています。現行のワクチンがオミクロン株に対し、接種後5~8週間で3割程度発症を防いだり、8割程度重症になるのを回避したりするというデータが新たに報告され、9月以降は5~11歳のお子さんにも予防接種法上の「努力義務」を課すことが決まっています。2回の接種から5か月が経過した12~17歳のお子さんは、3回目の早期接種が推奨されています。

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